八石教会所

                                トップへ戻る   前へ戻る


幕末の農民指導者大原幽学は、世界最初の農業協同組合「先祖株組合」を創設し、千葉県長部村(現干潟町)字八石で道徳と経済の調和を基本とした八石性理学の学問体系を完成させました。二代目教主遠藤良左衛門亮規は、明治6年8月京への遊学の途中石部宿で客死し、石部町青木ケ上に葬られました。師の意志を尊重する人々は、明治22年8月石部町丸山に幽学の居宅を模して建物を造り、「八石教会所」と名づけ研修の場としました。


写真の建物は、今は廃屋となってしまった丸山の八石教会を、平成2年度に雨山文化運動公園内の宿場の里に新築再現したものです。























この建物の元になった大原幽学旧宅は、現在千葉県香取郡干潟町長部にある大原幽学遺跡史跡公園内に国指定史跡として保存されています。屋根はもともとは茅葺きでした。




  大原幽学肖像

 














   大原幽学記念館へリンク